山本浩貴「現代美術史-欧米、日本、トランスナショナル」出版記念トーク
日時・場所
2019年11月03日 19:30 – 21:00
whynot?, 日本、〒153-0053 東京都目黒区五本木2丁目13−2
イベントについて
この度、オープンを記念し、11月3日に『現代美術史 日本、欧米、トランスナショナル』の著者である山本浩貴氏とキュレーターの内海潤也氏をお迎えし、アートが私たちの日常や社会とどのように 関係しているのか、日本のアート シーンの現在についてとの対談の形で、分かりやすく解説していただきます。山本浩貴氏の初著作となる、先月17日に中公新書から出版された『現代美術史』は、Amazon 現代美術 部門でベストセラー第1位にランクイン。 これまでテーマごとに分かれた現代美術の解説書のみであった現代美術の世界を、2018年までを通史で捉えた国内初の著作です。これまで全体像が捉えにくかった現代美術に触れためのガイドブックとして多くの読者から支持されています。
今回のイベントは、現代アートの分野で活躍する新進気鋭の研究者とキュレーター内海潤也氏との一夜限りのトークセッションです。難民問題、貧困、差別という社会問題や、 震災などの深刻な局面を抱える現代において、 アートは何を映し、また私たちへ何を投げかけているのかを読み解きながら、難解に思われることの多い現代アートの魅力を語っていただきます。
山本浩貴 YAMAMOTO Hiroki
1986年千葉県生まれ。2010年一橋大学社会学部卒業。2018年ロンドン芸術大学博士課程(芸術)修了。2013年から2018年までロンドン芸術大学TrAIN研究センターに博士研究員として在籍。韓国の光州にあるアジア・カルチャー・センター(ACC)でのリサーチ・フェローを経て、現在は香港理工大学デザイン学部ポストドクトラル・フェロー。
内海潤也 UTSUMI Junya
1990年東京都生まれ。2018年東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻修了、ラリュス賞受賞。国際展、ジェンダー、政治に関心をもつ。「黄金町バザール2018 –フライング・スーパーマーケット」キュレトリアル・チーム、「スイッチルーム」展(東京アートフェア2018、2018年)コ・キュレーター、「《S/N》上映会&トークセッション」(東京、2017年)企画。 現在は黄金町エリアマネジメントセンターでキュレーターとして活動。