11月26日 オープニングトーク 『日常に夢中』展
WHYNOT 『日常に夢中』展 オープニングトーク
この度、弊廊では、1998年生まれの作家達によるグループ展示「日常に夢中」を開催致します。(ご来場の難しい方にも作品をご覧いただけますよう、展示作品の一部を会期中にWHYNOT ウェブサイトでも公開を致します。)
日常に夢中
【展覧会概要】
会期:2020年11月26日~12月5日
参加作家: 菊池虎十、佐々木良空、キャリー・タン(*五十音順)
開廊時間:木曜日~日曜日 13:00-19:00
*感染症対策の為、ご来場の状況によって入場制限を実施致します。
【オープニングトークライブ配信】
日時: 2020年11月26日(金)20:00-
トーク出演者:菊池虎十、佐々木良空、キャリー・タン*五十音順
進行:高屋永遠(WHYNOT)
動画配信URL: https://youtu.be/Yg5lwhTfteY
工芸、テキスタイル、油画という異なる背景を持つ3人の作家は、「何かに夢中になることは、偏って周りが見えなくなってしまうことかも知れない」という不安な気持ちを共通して抱くからこそ、あるいは、その一方で、普段気づきもしなかったであろう細やかな風景や平凡でありきたりなものの中にかけがえのなさを見出し、美しいものを見る目を磨くための実践として日々を受け入れ肯定します。
「過去になった自分、現在の自分、これからの自分。人がそれを読み解こうとするとき、自分の経験を尊重し、判断基準にする事は人の本能ではないだろうか。出来事を本質的に理解できていなくても、人はアーカイブし、記録し、記念する。」 - キャリー・タン 『X on Wine spots』 (2020)
日々を見逃していることに自覚的になるが故に、日常という主題に新しい自己の発見を求める作家達。彼らが捉えようと試みる鮮やかで、どこか不可思議な光景。
是非ともこの機会にご高覧下さいませ。