NARI
ナリ
Biography
1990年湘南出身。目鼻を除き、唇のみを描き込む独特のスタイル、異国情緒溢れる色彩やタッチが印象的なアーティスト。誰しもが抱く感情や、人間性を包み隠さず表現した作品は、多くのファンから共感を集める。 作中に様々な国籍の人々が登場するのは、平和と平等を願う気持ちから。また、バラエティに富んだ愛のかたちを描くことで、多種多様な性のあり方を社会に発信している。
各地での個展開催のほか、自身のギャラリーショップを茅ヶ崎に構える。新宿伊勢丹をはじめとする大型百貨店でのPOP UP開催、GUやMURUAといった国内外アパレルブランドとのコラボレーションなど、勢力的に活動中。
Statement
日々を生きるうえで誰しもが抱く感情や、飾ることのない人間らしさを、美化することなくキャッチーに表現。
国籍や人種・性別などを問わず、見た人が自分を重ね合わせられる作品であってほしい。多種多様な愛のかたちがあって当たり前といったメッセージを込めて、作中には様々なパーソナリティを持つ人物を登場させている。ダイバーシティやSDGsといった言葉が広まりつつある昨今でも、残念ながら未だに無意識の偏見や差別意識を感じる機会は多い。そんな経験から、言葉ではなくアートによって世の中の固定概念を少しでも覆せたらと考え、制作活動に至る。
アウトラインを省き、目鼻を描き入れない作風は、見た人に余白を想像してもらうことで、作品の完成としたいという想いから。自由な発想で絵画を楽しんでもらいたい気持ちと、ものごとの解釈はひとつではないというメッセージを含んでいる。
これまでの活動はペン画がメインだったが、今後は新たなメディウムへの挑戦や大判作品にも取り組み、これまで以上に力強い発信をしていく。
【学歴】
2012 杉野服飾大学 服飾学科 服飾学部 アートファブリックコース 修了
【主な展覧会】
2022 個展:Killing Time FINN(学芸大学、東京)
2021 GREENROOM FESTIVAL 横浜赤レンガ倉庫(横浜、神奈川)
2020 個展:AT THE END OF THE DAY gallery zakura(渋谷、東京)
2020 ART IN ISOLATION TRUNK(HOTEL)(渋谷、東京)
2019 個展:Love-Hate Relationship Kit gallery(原宿、東京)
2019 Arcus Pride Art Exhibiton Clifford Chance International Law firm(千代田、東京)
2018 個展:Nari gallery Dorsa Brevia(Portland, OR)
2017 個展:Lovely Days gallery manhood(青山、東京)
2016 個展:Weekend Shibuya Public Book Store(渋谷、東京)
2016 個展:Couch Potato レインボー倉庫(下北沢、東京)
2015 個展:Beach Bums buscape(鵠沼海岸、神奈川)
ホームページ:https://nari.format.com/
Instagram:@little_funny_face