INTERWOVEN
日時・場所
2019年11月23日 18:00 – 2019年12月01日 17:00
whynot?, 日本、〒153-0053 東京都目黒区五本木2丁目13−2
イベントについて
本展では、伊藤有沙の2014年から2019年までの作品を計15点を展示致します。彼女の初期のドローイングから代表作’Brain ia a vat (水槽の脳)’の発表を経て、新たに挑戦した’being.apk 存在のアプリケーション’が公開予定です。
最新作である’being.apk’は、分人化をテーマにVR15台を用いて容易に自己の体を入れ替えられる環境の中での作品鑑賞体験を作り出した作品です。
伊藤有沙はドローイングを制作の最小単位として位置付け、手法として導入する一方、支持体と媒体は多岐に渡ります。アナログからデジタルメディアに領域を横断する制作の中で、「存在の意義」が変わりうる予感を一貫して表現しながら、具象と抽象を行き来する活動の結果として生み出される作品は、時間感覚を揺さぶり、環境によって獲得される自己像の儚さと不確かさを突きつけるのです。
AR/VRなどのソフトウェア、ブロックチェーン、仮想通貨などの情報技術の社会実装が始まる前夜。未来はどう定義されるべきなのかと言う問いに彼女は最大の関心を寄せています。
時間 11:00〜20:00 ※11/23(土) 18:00~20:00、12/1(日)18:00~20:00
伊藤有沙 | Arisa Ito
メディアアーティスト伊藤有沙 愛知県出身。2012年、名古屋芸術大学中退。2014年、英 ロンドン Goldsmiths校 BA Fine Art Extension course修了