中川あやこ

AYAKO NAKAGAWA

略歴

アパレル業界を経て金継ぎを機に漆の魅力に触れ、石川県立輪島漆芸技術研修所で漆芸を修得し2024年5月に卒業。
能登半島地震後、拠点を東京に移しワークショップや出張教室で漆芸を伝える活動と漆芸作家として「おしゃれに、センスよく、私らしく」を掲げ、ファッションで培った美意識と伝統技術を掛け合わせ、現代の暮らしに寄り添う漆芸を追求している。

Instagram: https://www.instagram.com/ayako.nakagawa_tsunagu.ooo/
WebSite: https://tsunagu-ooo.com/

作品への想い

第二の人生として漆芸を志し、日本最高峰の技術を誇る輪島にて漆芸の技術を学びました。美しい里山里海と過酷な環境の中でも力強く生きる方々の温かさとやさしさに深く支えられながら学んだ経験は、私の原点です。
素晴らしい技術を教えて頂いた先生方と温かい心で迎えてくれた能登・輪島の人々へ、恩返しを果たしたいという強い想いを抱きながら漆芸作品を作り続けています。蜜源植物と蜂をモチーフとした「Botanical Bee series」は、花々を受粉させて命を後世へ「つなぐ」蜂のように、自らも媒介者となって漆の未来をつなぎたいという願いを込めた作品です。

制作活動への想い

「おしゃれに、センスよく、私らしく。」を大切にしながら、私は人、もの、文化、時間を「つなぐ」ことをテーマに制作しています。すべては互いにつながり、循環しながら未来へ受け継がれていく。その循環の中に、漆芸という文化をもう一度位置づけたいと考えています。

長年アパレル業界で働き、大量生産・大量廃棄を目の当たりにした経験から、次々と新しいものを生み出すことよりも、受け継がれてきた技術や価値を未来へつなぐことに惹かれるようになりました。金継ぎとの出会いをきっかけに漆芸の世界へ入り、漆という素材の奥深さと、終わりのない表現の可能性に魅了されています。

伝統技術を守るだけではなく、現代の感覚や暮らしに寄り添う美しさを取り入れることで、漆芸を今を生きる人にとって身近で魅力ある文化として育んでいきたい。作品を通して、漆の美しさや面白さに触れ、その価値が未来へ循環していくきっかけを生み出したいと考えています。

【学歴】


2003    文化服装学院服飾専門課程 服飾専攻科 技術専攻卒業        
2024    石川県立輪島漆芸技術研修所 専修科蒔絵卒業        

【主な展示歴】

2024    輪島漆芸技術研修所令和5年度卒業作品展 しいのき迎賓館        
2026    心游舎主宰 能登半島地震復興祈念「漆能」プロジェクト 作品奉納 コングラント クラウドファンディング / 観世能楽堂        
2026    4人展「NEW URUSHI ARTIST NEW EXHIBITION」 表参道ROJI        

【主な受賞歴】

なし