NAOYA OTSUBO

略歴
石川県金沢市を拠点に活動する漆芸作家。高校在学中に出会った、加賀蒔絵の硯箱に一目惚れし漆芸を志す。金沢学院大学で前史雄氏、市島桜魚氏より蒔絵、沈金の基礎を学び、輪島漆芸技術研修所で人間国宝講師陣より髹漆・木地制作を学ぶ。
2016年 独立。木地から塗り、加飾まで一貫して手がけ、蒔絵や螺鈿などの伝統技法を生かした作品を制作している。
2023年 輪島漆芸技術研修所助講師。第4回日本和文化振興プロジェクト「日本和文化グランプリ」優秀賞受賞。
Instagram:https://www.instagram.com/naoya_nkn/
Website: https://www.urushitsubo.net/
作品への想い
輪島は、漆芸の奥深い技術と精神性を学ばせてもらった、私の原点ともいえる土地です。実際に暮らす中で、漆芸に適した風土を肌で感じ、漆芸の聖地だと実感してきました。展示作品の曲げ輪には能登ヒバを用い、下地には輪島地の粉を使用しています。輪がつながり、人と人との縁を表現した「累々たる輪」「魂の記憶」は、今の輪島にも重なる作品だと感じています。能登の素材と技術によって形づくられたその姿から、震災を越えて未来へと続いていく、能登の力強さを感じていただければ幸いです。
制作活動への想い
誰かの「秘蔵の品」「愛蔵の品」となることを目指して制作しています。
木地から加飾に至るまで一貫して自身で手がけることにこだわり、蒔絵や厚貝螺鈿などの伝統技法を駆使し、アクセサリーから美術工芸まで幅広く展開しています。
手に取って使う時も、静かに眺める時も、心がふと満たされるような漆の表現を大切にしています。
【学歴】
2004-2008 金沢学院大学 美術文化学部 美術工芸学科 漆芸専攻
2008-2011 石川県輪島漆芸技術研修所 素地科
【主な展示歴】
2011 第29回日本伝統漆芸展 西武池袋本店
2012 挑戦者たちの漆展 銀座一穂堂
2018 大坪直哉 漆芸展 銀座ギャラリーおかりや
2019 大坪直哉 漆芸展「夜光のうつわ」 京王百貨店新宿店
2020 大坪直哉 漆芸展 銀座ギャラリーおかりや
2022 大坪直哉 漆芸展「累々たる輪」 銀座ギャラリーおかりや
2024 大坪直哉 漆芸展「千點の雪」 銀座ギャラリーおかりや
2025 Dear Watch Lover 日本橋三越本店
2026 大坪直哉 漆芸展「方丈」 銀座ギャラリーおかりや
【主な受賞歴】
2009 第50回記念石川の伝統工芸展 奨励賞 名鉄エムザ
2024 第4回日本和文化グランプリ 優秀賞 国際文化会館
