山元健司

KENJI YAMAMOTO

略歴

石川県輪島市を拠点に活動する北陸の名匠と評される漆芸作家。
輪島塗の制作・販売を約90年手がける老舗「山元清巧堂」の塗師屋に生まれる。
「日展」にて2011年と2014年の2度にわたり特選を受賞。螺鈿(らでん)や金銀の研ぎ出し技法を駆使した、繊細かつ美しく絡み合うモダンな表現の作品で高い評価を得ている。                                        

Instagram: https://www.instagram.com/yamamotoseikodo/
WebSite:https://yamamoto-seikodo.com/

作品への想い

本作は、私が日展で初めて審査員を務めた折に制作した作品です。
タイトルの「elements」は、「構成要素」を意味します。豹の斑紋と、この世界を形づくる素粒子のイメージを重ね合わせ、作品として構成しました。
私事ではありますが、震災後から今日までの間に、肋骨と足のくるぶしを骨折し、それ以来、身体のバランスに不自由を感じながら制作を続けています。それでも、これからも可能な限り制作に向き合っていきたいと思っております。
能登の街もまた、震災によってかつての活気を大きく失いました。
復興にはまだ長い時間を要すると思いますが、これからの能登を担う次の世代の方々が、新たな歩みをつないでいってくれることを願っています。

制作活動への想い

【主な展示歴】

1996    日展 出品作:「煌樹」 初入選 東京都美術館        
1999    日展 出品作:「風の刻」 入選 東京都美術館        
2008    日展 出品作:「時と水の中の青」 入選 国立新美術館        
2011    日展 出品作:「スローモーション」 特選 国立新美術館        
2012    日展 出品作:「旅路」 無鑑査出品 国立新美術館        
2014    日展 出品作:「ナチュラル」(改組 新 第一回日展) 特選 国立新美術館        
2015    日展 出品作:「Flower Power」  日展無鑑査出品 国立新美術館        
2016    日展 出品作:「ヴィムクティ」  準会員出品 国立新美術館        
2017    日展 出品作:「幻視」  準会員出品 国立新美術館        
2018    日展  出品作:「elements」 準会員・審査員出品 国立新美術館        
2019    日展  出品作:「elements Ⅱ」  会員出品 国立新美術館        
2020    日展 出品作:「elements Ⅲ」  会員出品 国立新美術館        
2021    日展 出品作: 「儚炎」  会員出品 国立新美術館        
2022    日展 出品作: 「儚炎 Ⅱ」  会員出品 国立新美術館        
2025    日展 出品作: 「鳴門」 会員出品 国立新美術館         

【主な受賞歴】

1997    漆の美展 出品作「創樹」日本漆工協会会長賞 明治神宮        
2011    日展 出品作:「スローモーション」 特選    国立新美術館        
2014    日展 出品作:「ナチュラル」(改組 新 第一回日展) 特選    国立新美術館        
2016    日本現代美術工芸展 出品作:「ONENESS」 理事長賞    東京都美術館        
2022    現代美術展 出品作:「斑(elements)」 美術文化大賞・一般財団法人石川県芸術文化協会会長賞    金沢21世紀美術館