西村昇祐

nishimura kousuke

 

 Biography

1999年兵庫県生まれ。デカルコマニー(転写)の技法を用いて、大量に複製され消費されたイメージを記号として作品に取り入れ絵画を制作している。現在は転写する行為そのものからできる絵画表現も模索している。

Statement

印刷された画像データの上に絵具を乗せ、別の支持体にデカルコマニー(転写)をすることにより平滑なディスプレイ内のイメージをキャンバスや絵具という明確な質量をもったものに置き換える。認知度の高い有名キャラクターや絵画等を記号として作品に取り入れた表現をする。大量に複製され消費されるイメージが複製によって伝わる視覚イメージや認知の変化、物質が変換される事に注目した絵画表現を行う。
現在は具象的なイメージを取り入れない絵画の表現の模索もしている。

 

【学歴】
2022 大阪教育大学 教育学部 芸術表現専攻 卒業
2022 東京藝術大学 大学院 油画第六研究室 在学

【主な展覧会】
2022 biscuit gallery first anniversary exhibition “grid’’ biscuit gallery(東京)
2022 Study 大阪関西国際アートフェア2022 グランフロント大阪(大阪)
2021 現代茶の湯スタイル〜縁〜 西武渋谷(東京)
2021 個展 surface 歩歩琳堂画廊(兵庫)
2021 個展 replication igumart(大阪)
2020 個展 Golden Time マンションみどり(大阪)
2020 スーパースプラウト〜超☆芽吹き〜 マンションみどり(大阪)

【受賞歴】
2020 三菱商事アートゲートプログラム2020 奨学生 MC FOREST(東京)
2019 ターナーアワード2019 入選 ターナーギャラリー(東京)、バックス画材(京都)

 

Instagram:@nishimu.ra.kousuke